悠指揮法テキスト<第2部第3章> P-14へ戻る
悠指揮者クラブトップページへ戻る

-15-



Yutaka Kubota


第2部

第4章

アンサンブルのまとめ方、サウンドの作り方





1) アンサンブルのまとめ方

  アンサンブルは演奏者の意識の高さが一番重要である

  オーケストラの人数、楽器の種類に見合ったブレスと、音楽の姿をはっきりと示す

   正確な指揮テクニックを持ち……  テキスト参照

 

 2
サウンドの作り方と役割

       サウンド・バランスハーモニー・バランス

  サウンド作りを徹底することによって高い音楽表現能力と音色の変化の豊かさが獲得でき、

  より高いオリジナリティーを得る事が出来る。
 

  色々なサウンドを作る技術はとても重要で、オーケストラをより美しいドレスで着飾る作業に     

  似ている。これを実現するには指揮者がオーケストラの響きに関するメトードを完全に熟知し     

  ている必要がある。指揮者のサウンドに対するセンスとトレーナー能力にそのすべてがかっている。  

  そのいくつかを例にあげてみる。

  オーケストラの独自のサウンドを作るために「サウンドバランス」、「ハーモニーバランス」から

  響き作りを始める。
 

サウンドバランス」はまず「ユニゾン」における音量バランスの調整が大切。

  各奏者と各パート間の音量とバランスを整えることで、メンバーの人数分以上の響きの広がりを

  実現する事が出出来る。


次は「オクターヴバランス」で、

  各パート毎、そしてすべてのパート間のオクターヴ音程の
音量バランス処理を行ない、

  オーケストラ全体の響きの豊かさ、厚み、深さなどの調節を
可能にする。

  またメロディーラインの響きの幅や音の伸びと広がりを調節する事が出来きる。          

    クラシック音楽のスッキリしたピラミッド型の安定した響きから、ロマン派音楽の豊かで

  濃厚な響きや、フランス、イギリス音楽などの繊細で変化に富んだ音色や、音の量感の変化を

  自在に作り出す事が出来る。

   

 「ハーモニーバランス」は各パート内の音程と音量バランス調整と、全体のバランス調整の両方

    からアプローチする。3度音程、5度、7度、オクターヴetc………それぞれの音程の高低と            

   強弱に調整が必要で、指揮者はこれらのすべての音に対して指示を出す必要がある。

  これらに「弓」の使用場所やスピードと圧力(「息」の場合は息の量、スピード、圧力)などの

  指示を加えて、必要とする音色と響きの変化を作っていく。この作業は音色やサウンドの細かい

  変化を実現させる。

   

  オリジナルのサウンドを作り出し、音楽といかに一体化させて演奏に反映させるかがオーケストラの

  魅力の一つとなる。



                      -15-

 
                                                                     指揮法テキストページ
                          { 1011|121314|15|16



                                 
悠指揮法テキスト<第3部> P-16へ進む

                                             悠指揮者クラブトップページへ戻る