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Yutaka Kubota


第2部


音楽表現のための高度な指揮法
   

いよいよ指揮台へ




 
第2部

 
第1章

指揮テクニックを合奏・音楽表現に応用する



合奏の指揮台へようこそ。

曲の開始からはじめて、途中で起こる色々な事にどのように対処するか、または

合奏を円滑に進めるためにどのような事に注意しなければならないかを見ていこう。



 1)指揮台の上での体の姿勢

  a)体の姿勢と雰囲気

  b)顔の表情

  c)曲に合った視線の決め方(教会音楽等)


 2)曲の開始のメカニズム

 a)演奏者の準備が整い全員の意識が指揮者に向いているのを確認する

 b)指揮棒を構える事で、演奏者も楽器を構える(注目・集中させる)

 c)曲の雰囲気に合ったほどよい間をとる ※1

 d)決断と予備運動 ※2(ブレスの働き)※3

 e)開始後はテンポと曲の構成感を大切に

 ※1 曲の雰囲気に合った、程好い間とは

 ※2 予備運動で表現できる事とは

 ※3 ブレスの働きと表現できる事


  曲の途中から始める場合

  曲のその部分が要求するエネルギーとテンションを3倍位に高めた状態で

  予備運動を始める。


 4)テンポの変わり目

    a)アッチェレランドから新しいテンポヘ入る場合

     b)リタルダンドから新しいテンポへ入る場合

      a)b)どちらも3種類ずつの動き方がある

  c)突然テンポが変わる場合

 5)アウフタクト

  a)加速・減速を感じさせない棒の動きでその小節の余分な拍を予備運動として示しても良い

  b)数取りの棒の要領で手首だけで拍を示すか、人差し指と親指だけで棒を立てて持ち、
      他の3本の指で握って倒す事でブレスを感じさせずに1拍目を始める事も出来る


 

 6)
腕の粘りと力強さの表現

  a)音の粘りと持続

    b)引き延ばし運動

    c)固いf.と柔らかいf


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アクセントとアタック

    アクセントは音楽的な重みの事であり、アタックは固くぶつける事である。

     音楽的重みと衝撃度のバランスをしっかりと把握し、指示する。

    a)∧、>、< >、――、

   b)スフォルツァンド、リンフォルツァンド


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左手の使い方

  a)クレッシェンド、ディミュニエンド、テヌート

  b)アインザッツ(ソロ、小人数、大人数、pの場合、fの場合)

  c)音をカットする

  d)表情付け(柔らかさ、固さ、鋭いアクセント)

  e)バランスの指示

 9) Subito P.Subito .、fp. の振り方

10) マルカートとレガート

11)3連譜、刻み音型、トレモロ音型の効果

  a)気持ちを高揚させる効果

    b)不安感を煽る効果

    c)気持ちをリラックスさせる効果

12)接続詞の表情付けと振り方

   接続詞のほとんどは<  >の表情と動きを伴う

    主調の接続詞は動かぬ場合もあるので注意が必要

13)速度表示・拍子による音楽の性格

    a)様々なAllegro

    b)舞曲など

14)色々なリズムの振り方

   腕の動きより体全体でノリを表現する 

a)8ビート、12ビート…

b)スイング、ビギン、タンゴ…

15)クライマックスの設定

  曲の構成に2つのクライマックスを設定したい

a)興奮とは

b)感動とは

c)緊張感


16)曲の終わりの振り方

a)f.の場合(テヌート、クレッシェンド、叩き止め…)

b)P.の場合(ディミニュエンド、短く洒落た感じ…


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